Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Research Abstract |
本研究は以下の手順によって行われた。 1.表面渦格子法による数値シュミレーション計算(その1) 表面渦格子法を波形分布にも応用し、船体単独時に於ける性能計算(自由表面を含めた船体抵抗計算)を行った。また平行して、既存のプログラムにより、プロペラ単独試験に供試される模型データを用いて単独性能計算を行った。 2.抵抗試験及びプロペラ単独試験 以前行われた4m模型船及び5翼模型プロペラを用いた試験結果をそのまま代用した。 3.計算結果の評価(その1) 1、2項で得られたデータを比較し、計算結果の評価を行った。その結果,プロペラ単独計算はかなり良い結果を得ることができたが,波形計算については,今後改良を要することがわかった。 表面渦格子法による数値シュミレーション計算(その2) (その1)で開発された船体用性能計算プログラムと既存の舶用プロペラ用性能計算プログラムをマージし、船体及びプロペラの相互干渉性能計算プログラムを構築した。 自航試験 以前行われた試験結果をそのまま代用した。 計算結果の評価(その3) 4,5項で得られたデータを比較し、最終的な相互干渉性能計算プログラムの評価を行った結果,実験結果と比べて定性的には良い一致はみられたものの,定量的には,今後更に最良を要することがわかった。特に,波形計算については,かなりの改良が必要と思われる。
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