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逆浸透膜を利用した園芸作物の根圏環境の制御

Research Project

Project/Area Number 07760028
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 園芸・造園学
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

水田 洋一  京都大学, 農学部, 助手 (90239236)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords逆浸透膜 / 水分制御 / 機能性膜 / コリウス / 水ポテンシャル / 光量 / 膜耕 / 水ストレス
Research Abstract

1,前年度に半透膜を利用した植物の根圏には土壌も養液も存在しない栽培装置を試作した(膜耕).いくつかの園芸作物について,膜耕と従来のロックウ-ル耕と生育を比較したところ,膜耕の方が生育がよいもの,ロックウ-ル耕の方が生育がよいものの双方が存在することが分かった。また、膜への定植時に供給水を加圧し、植物が水をすいやすいようにすることで、かなりの植物がほぼ100%活着することが分かった。
2,膜耕で栽培したコリウスが土耕、ロック-ル耕等ので育成した物より低光量の屋内で長く生存することをこれまでに報告した。膜上の植物根をしめらせると落葉数や生存率が,防根シート耕(半透膜の代わりに防根シートを用いて膜の選択透過性などをなくしたもの)と同程度になった。また、この時、根の活性が膜耕の根のみ高かった。こ膜面が濡れず根の活性が高く保たれていることが重要であるらしいことが分かった.
3,ヒメコリウスを屋内に持込んだとき、PEGにより0.2MPa程度の浸透圧をかけたものに変えると、1か月以上植物茎葉は伸長せず、葉色の退色もかなり抑えられた。この時膜はPEGを極めて通しにくい物であることが必要であることが分かった。このことから膜耕では溶質の影響を排除しながら浸透圧による水ストレスを植物に与えることが可能であることが示された
4,水の透過性がほぼ同じで、イオン透過性のことなる膜を用いて植物を育てたところ、イオン透過性の高い膜になるに従いよく生育するのではないことが分かったこのことについての詳しい調査は今後行う。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 水田 洋一: "膜耕を利用した、水ストレスによる屋内でのヒメコリウスの徒長抑制" 園芸学会雑誌. 65別1. (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 水田 洋一: "膜耕における根圏の水分状態と低光量下でのヒメコリウスの生育様相" 園芸学会雑誌. 65別1. (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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