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鶏CD4:CD8遺伝子のクローニングによるマレック病ウイルスの癌化標的細胞の解析

Research Project

Project/Area Number 07760271
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Basic veterinary science/Basic zootechnical science
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

大橋 和彦  北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 助手 (90250498)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsニワトリ / マレック病 / CD8
Research Abstract

鶏CD8遺伝子ついては研究期間中に別のグループによりα、β鎖の塩基配列が決定された(Tregaskes et al.,J.Immunol.154:4485-4494,1995)。そこでこの塩基配列より、α、β鎖のORFを増幅するようなプライマーをデザインして既に調製しておいた鶏脾臓由来cDNAを用いてPCRを行い増幅された断片を直接クローニングした。クローニングした断片は制限酵素による切断試験でCD8 αおよびβ鎖であることを確認した。そしてこのCD8 αおよびβ鎖遺伝子をプローブとしてマレック病ウイルス(MDV)感染鶏から得られた脾臓や末梢血リンパ球中のCD8^+T細胞におけるCD8遺伝子の転写レベルを測定した。その結果、非感染対照鶏に比べMDV感染鶏ではCD8遺伝子の転写が著しく低下していることが示された。なお、CD8分子の発現低下はモノクローナル抗体を用いたフローサイトメトリーでも示されておりMDV感染鶏におけるCD8分子のDown-regulationは転写レベルで起こっていることが示された(Morimura et al.,J.Gen.Virol.in press,1995;Morimura et al.,国際獣医免疫シンポジウム、Davis,USA,1995)。現在はCD8 αおよびβ鎖遺伝子を各々大腸菌で発現させて得られた融合蛋白質を用いて種々の抗CD8モノクローナル抗体が認識する鎖を決定中である。
CD4遺伝子については未だ塩基配列の報告がないので現在までクローニングされた人、マウス、サル、犬等のCD4遺伝子間で相同性が高い部分からプライマーをデザインしてPCRを行い増幅されたDNA断片を直接クローニングしてその塩基配列を決定した。現在まで数種のクローンの塩基配列を決定したが他の動物CD4遺伝子と高い相同性を示すようなクローンは得られていない。今後この方法を継続すると同時にcDNAクローンを大腸菌または培養細胞で発現させ抗CD4モノクローナル抗体を用いてクローン選択する発現クローニングを行う予定である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Morimura,T.: "Immunomodulation of periphral T cells in chickens induced by Marek's dissease virus intection:Involvement in immunosuppression" Journal of General Virology. (印刷中). (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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