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ゲルゾリンファミリー蛋白質アドセバリンの血管平滑筋細胞増殖への関与

Research Project

Project/Area Number 07770061
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General pharmacology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

大見 和宏  東京大学, 医学部(医), 助手 (90251214)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsゲルゾリン / アドセバリン / 血管平滑筋 / 細胞増殖
Research Abstract

本研究では血管平滑筋でのアドセバリンの発現機構および細胞増殖に対する役割を解明することを主たる目的として以下の実験を行い重要な知見を得た。
すでに報告されている牛アドセバリンcDNA塩基配列から幾つかのアンチセンスオリゴマー及びその配列に関してセンス、ミュータントオリゴマーを作成した。そしてそれらを培養牛血管平滑筋細胞内に導入しアドセバリンの発現に対する効果を抗アドセバリン抗体を用いてのイムノブロット法及蛍光抗体法で調べた。その過程で実験に用いた抗体は分子量74Kdの幾つかの蛋白質を認識し、血管平滑筋にアドセバリンアイソフォームが存在することがわかった。その中の一つのアイソフォームは牛副腎から最初に単離されたアドセバリンと同一の機能(カルシウム依存性にアクチンフィラメントを切断する)を有することが確認された。これらのアイソフォームがmRNAから蛋白質に翻訳された後に修飾されて生じた可能性もあるため、遺伝子レベルでアドセバリンの発現を調べた。牛頚動脈平滑筋組織及そこから酵素処理により調製した単離細胞の初代培養の過程の細胞からmRNAを精製し一本鎖cDNAを作成した。そして牛副腎アドセバリンcDNA塩基配列をもとに幾つかプライマーを作成しPCRを行った。その結果牛副腎アドセバリンcDNAと分子量がほぼ同一で一部配列が異なるアイソフォームが発現していることが明らかになった。現在各クローンの全塩基配列を解析中である。そして血管平滑筋に発現しているアドセバリンアイソフォームの塩基配列一機能関連を解析し、再びアドセバリンアイソフォームcDNA塩基配列から幾つかのアンチセンスオリゴマー及びその配列に関してセンス、ミュータントオリゴマーを作成し細胞内に導入し細胞増殖に対する役割を解析する。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 大見和宏: "血管末分化平滑筋幹細胞の発見とその意義" 血管生物学の新しい展開-第9回「大学と科学」公開シンポジウム. 88-96 (1995)

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      1995 Annual Research Report

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Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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