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in vitro実験を用いたマウス初期胚におけるSCE誘発の時期特異性

Research Project

Project/Area Number 07770258
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hygiene
Research InstitutionSapporo Medical University

Principal Investigator

三瀬 敬治  札幌医科大学, 医学部, 助手 (30200025)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords姉妹染色分体交換 / シクロホスホアミド / in vitro / マウス / 初期胚 / 時期特異性
Research Abstract

科学物質の発生初期胚への影響の検討の一環として、Cyclophosphamide(CP)がマウス初期胚に与える影響の発生段階における差異を、姉妹染色分体交換(SCE)を指標として、in vitro用いて観察し、われわれがすでに得ているin utero実験系の結果と比較検討した。
交尾後5.5日〜9.5日の胚を母胎から取り出し、それぞれCPの最終濃度が10mg/kgの環境で細胞分裂2周期を経た物のSCE頻度を集計した。
in vitro実験系では7.5日胚において最も高頻度のSCE誘発が認められた。また8.5日胚よりも6.5日胚においてより高頻度のSCE誘発が観察された。7.5日胚で観察されたSCE頻度は19.2/cell±7.0でCPによって誘発されたSCE頻度は、5,5日胚および9.5日胚の約2〜3倍である。
in utero実験系における結果では、同様に7.5日胚においてCPにより特異的に高頻度のSCE誘発が観察されたが、6.5日胚においてよりもむしろ8.5日胚において高頻度のSCE誘発が認められた。
二つの実験系を比較すると、どちらも胚の発生段階による誘発されるSCE頻度の変化が認められ、そのピークは7.5日胚である。しかしながら、in vitro実験系では、in utero実験系よりもその裾野は前にずれて観察されている。我々の実験では便宜上、母胎から取り出した時点での発生段階によって発生段階を定義しているが、実際にはin utero実験系では、母胎から胚を取り出す前にCPによる処理が行われ、in vitro実験系ではその後に行われている。すなわちcpによる処理が受精後6.5〜7.5日目において行われる時に、有意に高頻度のSCEが誘発されるという説明が可能である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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