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肝癌の新しい免疫療法

Research Project

Project/Area Number 07770396
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Gastroenterology
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

春田 郁子  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (80221513)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords肝癌 / 免疫療法 / Costimulatory系 / 特異抗体標的療法
Research Abstract

本年度我々の行なった研究の成果は、以下の通りである。
1)B7 costimulatory系刺激により誘導されるキラーT細胞を用いた肝癌免疫療法
培養大腸癌細胞株CW2にcostimulatory系の刺激伝達に関与するB7-1,B7-2遺伝子を導入し、導入したB7-1,B7-2遺伝子関連抗原が細胞表面に表出されていることをFACScan解析にて確認した。このCW2トランスフェクタントをスティミュレータに用いて末梢血リンパ球を培養し細胞障害活性を調べた結果、B7-1,B7-2のcostimulatory系を介してリンパ球を刺激すると細胞障害活性も著明な増強がみられることが明らかとなった。
2)腫瘍特異的抗体を用いた肝癌免疫学的治療
当研究室で樹立した腫瘍特異的モノクローナル523(KY3)は肝臓に関してはmAb523の認識するエピトープは肝癌細胞表面に強く表出しているが、非癌部肝組織中には認められないことが、免疫組織染色で確認された。mAb523添加の有無により調べた細胞増殖抑制試験では、このmAb523自身には、細胞増殖抑制活性は認められなかった。次いで^<51>Crでラベルした肝癌細胞株huH2を標的に用いmAb523を添加して行なった抗体依存性細胞障害活性試験で、mAb523は濃度依存性に標的細胞に対する細胞障害性を増強することが明らかとなった。現在mAb523を用いて、ヒトに対する抗原性を減弱させる目的で抗体の免疫グロブリンF(ab′)部とヒト型Fc部のキメラ抗体を作製しin vivoの実験を行なうことを検討中である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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