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シロスタゾールによる冠動脈インターベンション後の再狭窄抑制効果の実験的検討

Research Project

Project/Area Number 07770540
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

相川 丞  東邦大学, 医学部・第三内科, 助手 (60231742)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsシロスタゾール / ラット頸動脈擦過 / ヒト血管平滑筋細胞 / 内膜肥厚 / BrdU / EIA法
Research Abstract

冠動脈インターベンション後の再狭窄予防薬として臨床的に期待されるシロスタゾールの効果をラット頸動脈擦過モデルとヒト培養血管平滑筋細胞を用いて内膜増殖抑制効果という点から検討した。
1.経動脈バルーン擦過モデルにおける内膜増殖抑制効果の検討
雄性SDラットを2群に分け、シロスタゾール食(S群)とコントロール食(C群)を開始した。1週間後に右外頸動脈より2Frのバルーンカテーテルを挿入し右総頸動脈を擦過後、右外頸動脈は結紮した。2週間後に左右の総頸動脈を摘出し、輪状切片のプレパラートを作製して内膜肥厚の程度を両群で比較した。S群とC群では血圧に有意差はなかった。S群では血清シロスタゾール濃度の有意な上昇を認めたが、2週後の内膜肥厚の程度はC群と有意差がなく、シロスタゾールの経口摂取による内膜肥厚抑制効果は認められなかった。
2.培養血管平滑筋細胞の増殖能に対する抑制効果の検討
冠動脈バイパス術時に摘出されたヒト伏在静脈をexplant法にて平滑筋細胞を培養した。平滑筋細胞の増殖能はAmershamのBrdUキットを用いてEIA法にて測定した。シロスタゾール10^<-6.5>M-10^<-4.5>Mを含む培養液による1週間の培養では培養液単独のコントロールと比較して平滑筋細胞の増殖能に有意差はなく、シロスタゾールによる平滑筋細胞の増殖抑制効果は認められなかった。現在冠動脈アテレクトミ-にて得られた組織から平滑筋細胞を培養して、この増殖型の平滑筋細胞に対するシロスタゾールの効果を検討中である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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