腫瘍細胞の再分化誘導因子の単離/同定と再分化機構の解析
Project/Area Number |
07770821
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
久保原 禅 群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (00221937)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | Differentiation / calcium / differentiation-inducing factor / AR42J / HL-60 / Dictyostelium discoideum |
Research Abstract |
我々は、細胞性粘膜菌の柄細胞分化誘導因子(DIF-1)が、哺乳類腫瘍細胞に対して作用を持つことを見いだし研究を進めてきた。そして、1)DIF-1が、マウスおよびヒトの赤芽球性白血病細胞の再分化(ヘモグロビン産生)を誘導すること(Asahi et al. 1995. BBRC)、2)DIF-1が、ラット膵線房由来腫瘍細胞(AR42J)およびヒト白血病細胞(HEL)の細胞内カルシウム濃度を上昇させ、細胞分裂を阻害すること(Kubohara et al. 1995. FEBS Lett.)、3)高濃度のDIF-1が、AR42J細胞の細胞死(apoptosis)を引き起こすこと(Kubohara et al. 1995. Devel. Growth Differ. )を見いだした。また、ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)に対して、Dif-1が細胞内カルシウム濃度を上昇させること、細胞周期をG1期にarrestすることによって細胞の増殖を阻害すること、レチノイン酸による細胞分化を促進することを見いだした。(Kubohara,投稿中)。 さらに我々は、細胞性粘膜菌に対する柄細胞分化誘導能を指標としたbioassay系を利用して、哺乳類由来のDIF様因子の単離を進めているが、現在までのところそのような生理活性因子は見つかっていない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)