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血小板ペルオキシダーゼとプロスタグランジンG2/H2シンターゼの相同性に関する検討

Research Project

Project/Area Number 07770860
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hematology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

宮崎 浩二  東京大学, 医学部(病), 助手 (90261966)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsアラキドン酸 / ペルオキシダーゼ / COX-1 / PPO / 白血病細胞 / 細胞株
Research Abstract

高度不飽和脂肪酸arachidonic acid (AA)から誘導されるProstaglandin (PG)類は、細胞内情報伝達機構において重要な働きをしている。血小板ペルオキシダーゼ (platelet peroxidase ; PPO)活性は、血小板および骨髄巨核球のみに認められるがその細胞機能上の役割は不明である。私は今回、AA代謝で重要な役割を担う酵素PGG2/H2 synthase (COX-1)がPPO活性の本体であるとの作業仮説を設け、以下の事項を明らかにし、さらにこの酵素発現の生理学的意義を検討するプロジェクトを計画した。本研究の目的は、以下の3項目である。
(1) COX-1が、血小板、骨髄巨核球および巨核球系細胞株でのみ強く発現していることを生化学的、免疫組織学的、遺伝子工学的手法を用いて証明する。(2) EMで観察されるPPO活性の局在とCOX-1の局在が、同一であることを証明する。(3) cycloxygenase欠損患者の血小板では、PPO活性がみられないことを証明する。
(1) PPG2/H2 synthaseの発現;急性白血病45例の芽球のcell lysateを検体とし、immunoblottingを用いてCOX-1 (72-kDa)のsingle bandの有無を検討した。単球あるいは血小板の性質を持つM4, M5, M7に高い発現率が見られた。一方、リンパ系のL1, L2は全例陰性であった。白血病細胞株15細胞での検討では、Meg-01やCMKなど巨核球系細胞およびTPAで単球へ分化させたTHP-1やU937において強い発現をみた。またRT-PCRを用いた検討でもCOX-1のmRNA発現とCOX-1の発現は相関した。単球系でもCOX-1の発現を見たことは予想に反したが、PPOが一部単球/マクロファージでも陽性であるという事実に矛盾しないと思われた。(2)、(3)については、現在進行中である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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