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急性尿細管壊死回復期の細胞増殖分化に関与する体液性因子の同定とその分子機構の解明

Research Project

Project/Area Number 07770900
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Kidney internal medicine
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

山路 安義  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (20200701)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords急性腎不全 / 増殖因子
Research Abstract

S.D.ラットの腎動脈クランンプによる一過性腎虚血による急性腎不全モデルを作製し、腎皮質、髄質よりm-RNAを抽出した。94年にこれまでリガンドが不明であったeph familyの受容体型チロシンキナーゼのリガンドが相次いでクローニングされ、リガンド間のhomologyも確認されたため、それらのアミノ酸配列をもとにプライマーを作製しRT-PCRを試みたが特異的なバンドは得られなかった。
一方、グリア細胞より抽出精製クローニングされた増殖因子であるFGF9のmRNAが腎臓に特異性高く発現していることが明らかとなったため、recombinant FGF9を黒川勉博士より供与を受け、腎尿細管細胞にたいする増殖能、hypertrophy誘導能を検討した。近位尿細管由来のOKP細胞、MCT細胞、ならびに、遠位尿細管由来のMDCK細胞を用い、ヘパリンの存在下、非存在下においてFGF9を作用させ、DNA量、蛋白量を定量することにより増殖能の検討を行ったが、いずれの細胞においても活性は認めなかった。ついで、FGF9が腎より産生されている可能性を検討するため、黒川博士より供与をうけた3種類の抗FGF9抗体を用いてラット腎組織の組織染色、western blotを試みたが、特異的染色、バンドは得られなかった。また、尿中に排泄されている可能性を検討するため、ラット尿でwestern blotよる解析を行ったが、特異的な抗原を認識することはできなかった。さらに、抗体の特異性を上昇させる目的、又、蛋白質を濃縮する目的で腎抽出蛋白、ならびにラット尿より免疫沈降を行い、別種の抗体にてWestern blotを試みたが特異的なバンドは得られなかった。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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