Project/Area Number |
07771019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
青木 洋 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (60266583)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 胃全摘術 / 回結腸再建 / 代用胃 |
Research Abstract |
1、Micro Digitrapperの購入が成された。 2、Micro Digitrapperにて胃全摘術後回結腸代用胃再建術後の代用胃の内圧測定を施行した。測定にあたり、患者さんへ検査の内容を説明の上、施行の承諾を得ています。 (1)術後安定期に入っている1例では、食道から代用胃には伝性収縮は認められないものの、代用胃には弱い収縮波が認められた。 (2)24時間の測定において、食後に収縮波が認められる傾向にあった。 (3)患者さんは、測定中でも食事可能で負担が少なかった。 (4)今後は、術後早期症例にも測定を行う予定である。 臨床経過上、術後早期(特に術後2〜3ヶ月)と6ヶ月経過後では食事摂取状況が改善してきており、術後早期と6ヶ月以上経過症例においても比較検討が必要と考えられた。 3、コントロール群としては、informedconsentが得られている健常ボランティア3例に24時間胃・十二指腸内圧測定を行った。空腹期には約140分間隔で胃から発現する収縮波(Interdigestive Migrating Contraction:IMC)が出現し、IMCの収縮波群の波高、回数、時間、出現周期を解析した。また食後期の収縮は、健常人でも複雑であり、収縮パターンを代用胃作成群とコンピューター解析により比較検討している。 4、すでに我々は、犬を用いた実験において、回結腸が代用胃として有用が高いことを報告しているが、術後早期と長期経過観察例を比較検討する予定であり慢性実験犬を作成中である。
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