Project/Area Number |
07771060
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
小原 徹也 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00256611)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 肺移植 / 拒絶反応 |
Research Abstract |
肺移植術後の移植肺の局所変化のモニタリングに肺リンパが応用可能か否か検討した。 【方法】雑種成犬10頭を用いてのべ5回の同種左肺移植実験を行い、免疫抑制剤FK506(o.1mg/kg/日)投与群と非投与群に分けた。 1)術前、術後2・3・5・7日目の移植肺の気管支肺胞洗浄液(BALF)を採取し、液性成分中のIL-2、soluble IL-2R、IL-6、TNF-α、IFN-γについてELISA法で測定した。 2)小開胸肺生検により術後2・3・5・7日目の移植肺組織を採取し、H-E染色および拒絶反応の指標としてICAM-1、LFA-1、VCAM-1、MHC-IIの単クローナル抗体による免疫組織染色を行った。 3)移植肺の気管気管支リンパ節のリンパ管カニュレーションを行いリンパを回収し、蛋白濃度、IL-2、soluble IL-2R、IL-6、TNF-α、IFN-γ濃度についてELISA法で測定し1)の結果と比較検討する。 【結果】 1)非免疫抑制群では術後2日目より7日目までにIL-2、可溶性IL-2受容体、IL-6、TNF-α、INF-γの全てにおいて移植肺では増加したのに対して健常肺では変化が認められなかった。また免疫抑制群では移植肺、健常肺ともに増加しなかった。 2)組織学的に非免疫抑制群では術後3日目から血管内皮細胞および間質にICAM-1が発現し周辺にLFA-1陽性リンパ球の集籏を認めた。また術後5日目からVCAM-1およびMHC-IIが発現した。1)および2)については前年度と同様の所見が得られた。 3)に関してはカニュレーションの失敗や測定に十分なリンパの回収ができず回収方法の再検討を必要とした。
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