Project/Area Number |
07771193
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
奥村 猛 愛知医科大学, 医学部, 助手 (30214076)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 慢性関節リウマチ / 大腸菌抗原 / ELISA |
Research Abstract |
1:慢性関節リウマチ(以下RAとする)患者における血清中の大腸菌抗原に対する抗体価とその経時的検討ELISAを用いて行いOPDで発色させた吸光度(以下OD値)を抗体価として測定した。 (1)RA群(83例)のOD値(0.84^10.65)は、コントロール群(62例)のもの(0.40^10.21)に比し有意な高値を示した。 (2)年齢別によるOD値は、両群間に有意差を認めなかった。またRA群において、RA発症12ケ月以内(いわゆる早期リウマチ)の症例と13ケ月以後の症例との間には有意差を認めなかった。 (3)RA群において、OD値のcut off値:0.827(コントロール群の平均12SD値)より高いものは、低いものに比し、CRP値およびRF値の有意な高値を示した。 (4)RA群におけるOD値の経時的変動を示したものは83%で、これらのRF値およびOD値との間には有意な正の相関を認めた。また早期リウマチのRF値およびOD値は、全例に変動を認めたが、一定の傾向を示さなかった。 (5)RA群において、cut off値よりOD値が持続的に高い群では、低い群に比し、RF値の有意な高値を示した。 2:RA患者における関節液中の大腸菌抗原に対する抗体価の検討 (1)RA群(22関節)のOD値は、コントロール群(変形性膝関節症 23関節)のものに比し、有意な高値を示した。またRA群では、OD値とRF値との間に有意な正の相関を認めた。 (2)RA群において、OD値のcut off値:0.226(コントロール群の平均12SD値)より高いものは、低いものに比し、RF値の有意な高値を示した。
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