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子宮頚管熟化におけるプロテオグリカン代謝の細胞内情報伝達機構を介した調節の解明

Research Project

Project/Area Number 07771340
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

樋口 毅  弘前大学, 医学部, 助手 (60238285)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsプロテオグリカン / グリコサミノグリカン / ガラクトシルトランスフェラーゼI / プロテインキナーゼ / ATP / ヒト子宮頸管由来培養線維芽細胞 / 子宮頸管熟化 / 4-メチルウンベリフェリル-β-D-キシロシド
Research Abstract

ヒト子宮頚管由来培養線維芽細胞においてプロテオグリカンの糖鎖部分であるグリコサミノグリカンとコアタンパク質の間の橋渡し構造部分を合成する酵素の一つ,ガラクトシルトランスフェラーゼIのATPによる未知なる活性調節機構が存在することを見いだした.この活性調節機構にはサイトゾル画分(ヒト子宮頚管由来培養線維芽細胞ホモジネートの100,000xg,上清画分)の酵素活性化因子の存在が不可欠であることが判明し,酵素活性化因子に関する研究結果より,この因子はプロテインキナーゼであることが推定された.この結果は第47回日本産科婦人科学会(4月22-25日,1995)にて発表した.
次に,酵素活性化因子の性状を明らかにするためサイトゾル画分をsize exclusion columnでゲル濾過を行っ結果幾つかのタンパク質画分に分けられることが解かった.それぞれのタンパク質画分を回収,濃縮した後,ガラクトシルトランスフェラーゼI活性測定系に添加し,酵素活性の変化を検討したところ,分子サイズ22-120kDaのタンパク質画分を反応液に添加することによってガラクトシルトランスフェラーゼI活性の上昇が認められた.プロテインキナーゼと推定される酵素活性化因子がこのタンパク質画分に存在し,おおよその分子サイズが22-120kDaであることが推定された.この結果については第48回日本産科婦人科学会(4月6-9日,1996)で発表予定である.尚,詳細な性状につき更に検討しているところである.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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