Project/Area Number |
07771372
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
箕浦 博之 三重大学, 医学部, 助手 (70242964)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 黄体化 / ホメオボックス遺伝子 / 細胞分化 / POUドメイン |
Research Abstract |
顆粒膜細胞・莢膜細胞の黄体化は哺乳類の生殖に極めて重要な役割を果たす現象である。その調節にはgonadotropinのみならず、prostagrandins・cytokines・low molecilar weight peptideなどが複雑に関与することが近年明らかにされつつある。しかしながら、黄体化に関与する細胞内因子・分化制御因子に関する研究はほぼ皆無である。 そこで我々は、細胞分化に関与するHOMEO-BOX遺伝子のうち特に細胞分化の最終分化過程に関与することが報告されているPOU domain遺伝子群に視点を当て、顆粒膜細胞・莢膜細胞の黄体化過程において発現量が変動するPOU domain遺伝子群のcDNAクローニングを試みた。遺伝子群に保存されたアミノ酸配列を基に合成された混合プライマーを用いて関連配列を増幅しpCRIIベクターにサブクローニングしdideoxy法により塩基配列を決定した。Oct-2,Oct-1,SCIP等の該当部位の配列に一致するクローンを得た。さらに、未熟ラットの排卵誘発モデルを用いてOCT-2,SCIPにつき発現動態を検討した。残念ながら、現在まだはっきりとした結論を出すには至っていない。
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