エンドセリン-1の眼圧血液房水柵に与える影響とその眼内動態及び受容体
Project/Area Number |
07771528
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Ophthalmology
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
杉山 和久 岐阜大学, 医学部附属病院, 助手 (80179168)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | エンドセリン / 眼圧 / ET_A受容体 / ET_B受容体 / プロスタグランディンE_2 / 血液-房水柵 / サラフォトキシン / 97-139 |
Research Abstract |
1.エンドセリン(ET)-1 0.5μgを1眼に他眼にプラセボを硝子体内投与後 眼圧を経時的に測定した所、0.5〜2hrで一過性眼圧上昇をした後、72hr以上つづく 持続性眼圧下降を認めた。また、ET-1投与1,24,48hr後の房水中のPGE_2,蛋白濃度とも有意に上昇していた。 2.ET受容体のカブタイプであるET_A受容体の選択的拮抗剤97-139 155μgを硝子体内投与後ET-1(0.5μg)を両眼に投与した所 ET-1による眼圧上昇 眼圧下降ともに有意に抑制された。また、房水中のPGE_2、蛋白濃度の上昇も有意に抑制された。 3.ET受容体のサブタイプであるET_B受容体の選択的刺激剤snrafotoxin S6_C0.5μgを硝子体内投与後 眼圧は一過性上昇を認めず、96hrに及ぶ有意の下降のみ認めた。また、房水中のPGE_2、蛋白濃度は有意に上昇した。 4.ET-1(0.5μg)硝子体内投与後、眼球各部位(毛様体、虹彩、硝子体、前房、網脈絡膜)の組織内濃度測定した所、前房、毛様体、虹彩へのET-1の移行は網膜に比して軽微であることが判明した。 I^<125>-ET-1(0.5μg)を硝子体内投与後 毛様体上皮、前房隅角線維格帯受容体に結合しつづけていることが判明した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)