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増殖硝子体網膜症発生への細胞成長因子の関与

Research Project

Project/Area Number 07771548
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Ophthalmology
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

上村 昭典  鹿児島大学, 医学部・附属病院, 講師 (40213392)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords細胞成長因子 / 増殖硝子体網膜症 / ミッドカイン
Research Abstract

細胞成長因子は細胞の増殖、分化、癌化や老化などに関与している。これらの成長因子が広い範囲の神経細胞にsurvival promoting activityを持つことが示され、網膜においてもさまざまな成長因子やサイトカインが存在し、生存維持に重要な役割を持つことが明らかとなった。糖尿病網膜症の血管新生や増殖性変化においては、塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)が関連することが報告されている。形質転換因子(TGF-β)は、増殖硝子体網膜症でその増殖を抑制する可能性が考えられ、黄班円孔の手術治療においては創傷治癒の効果を期待されている。ミッドカイン(MK)は、胚性腫瘍細胞においてレチノイン酸による分化誘導により発現される遺伝子として同定され、ヘパリン親和性成長因子の一つである。また、線維芽細胞の増殖や神経細胞の突起伸長を促進し、神経栄養因子としての作用も知られている。そこで、糖尿病網膜症や増殖硝子体網膜症での、bFGF、TGF-β、MKの局在を検索するために、それぞれの抗体を用いて検索ことは有意義であると考えられる。その前段階として、今回は、正常網膜におけるbFGF、TGF-β、MKの局在をSprague-Dawleyラットを用いて調べた。パラフィンに包埋した切片を、一次抗体には抗ヒトbFGF抗体、抗ヒトTGF-β抗体、抗ヒトMK抗体を、二次抗体にはabitin-biotin抗体、発色はDABを使用した。bFGFは神経節細胞と内顆粒層に発現がみられた。しかしながら、TGF-βとMKは正常網膜には発現されなかった。しかしながら、frozenした網膜では発現するとの報告があり、現在検討している。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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