卵巣摘出ラットにおける骨形成亢進のメカニズムの解析
Project/Area Number |
07771632
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Morphological basic dentistry
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
横瀬 敏志 明海大学, 歯学部, 助手 (90245803)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 骨粗鬆症 / エストロゲン欠乏 / 骨形成 / 骨芽細胞 / IGF-I |
Research Abstract |
卵巣摘出ラットの血清中で増加する骨形成因子の産生機序を明らかにする目的で、以下の実験を行った。 1)材料と方法:骨吸収の抑制剤であるbisphosphonateを卵巣摘出前に投与し、エストロゲン欠乏後の骨吸収の促進を抑制した状態で血清を採取した。これらの血清を骨芽細胞の培養系に添加して、骨形成能に対する影響を調べた。 2)結果:卵巣摘出ラットから採取した決生を添加した骨芽細胞は正常セットの血清に比較してアリカリフォスファターゼ活性、カルシュウム含量、オステオカルシンmRNAの発現が促進された。さらにこれらの血清中のIGF-Iの量を測定した結果、卵巣摘出ラットでは正常ラットにくらべて1.5倍量に増加していた。 3)考察:以上の結果から卵巣摘出ラットの血清中にはIGF-Iが増加し、エストロゲン欠乏によって増加する血清中の骨形成因子の一つとして考えられた。さらにIGF-Iは骨吸収系と直接関連のない状況下で増加することも明らかとなった。なお、これらの結果は1996年のEndocrinology (Vol. 137, 469-478)に発表した。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)