Project/Area Number |
07771690
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
実光 章年 大阪大学, 歯学部, 助手 (50263299)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 成長板軟骨 / 関節軟骨 / IL-6 |
Research Abstract |
1.関節軟骨細胞に対するIL-6の作用 生後4週齢のニュージーランドウサギの膝関節より分離した関節軟骨細胞を、直径6mmのコラーゲンコートプレートに1.5万個播種し、10%牛胎仔血清を含むαMEM培地にて培養した。培養系のコンフルエント後、0.01ng/mlから1ng/mlのIL-6を24時間添加して細胞増殖とプロテオグリカン(PG)合成に対する影響を検討した。この結果1ng/mlのIL-6は^3HチミジンのDNAへの取り込みを、コントロールの70%に、^<35>S硫酸のグリコサミノグリカンへの取り込みをコントロールの58%に抑制した。 コンフルエントより24時間、^<35>S硫酸にてグリコサミノグリカンをプレラベルしPGの分解に対するIL-1βとIL-6の作用について検討した。プレラベル後より8日間、1pg/mlのIL-1βを添加すると培地中へのPGの放出が亢進し、細胞層のPG量はコントロールの52%に低下した。単独で10pg/mlのIL-6を添加してもPG分解に影響しなかったが、IL-1βとの同時添加で、IL-6βのPG分解を促進し、添加8日後のPG量はコントロールの45%に減少した。 2.成長板軟骨細胞に対するIL-6の作用 ウサギ肋軟骨より成長板軟骨細胞を分離し、上記と同様に培養した。培養成長板軟骨細胞に対するIL-6を検討したところ、0.01ng/mlから10ng/mlのIL-6は成長板軟骨細胞の増殖とPG産生に影響することなく、濃度依存性にALPase活性を促進(1ng/mlのIL-6でコントロールの1.7倍)することが判明した。次に、コンフルエントより28日間、各濃度のIL-6を添加して、^<45>Caの細胞外基質不溶画分への取り込みを測定したところ、10ng/mlのIL-6は^<45>Caの取り込みをコントロールの1.6倍に増加し、細胞外基質のカルシウム含量はコントロールの1.2倍に増加した。
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