• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

新しい歯周組織再生誘導法の開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07771750
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

中川 政嗣  岡山大学, 歯学部, 助手 (80243468)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords組織再生誘導法
Research Abstract

目的
現在のGTR法の問題点の幾つかを根面処理および、新しい外科処置の術式の導入によって解決し、GTR法の適応範囲を広げることを目的とした。
方法 研究計画・方法に記載のとおり
1.被験歯は通常の処置では保存が不可能と考えられる根尖相当部まで骨欠損が及んでいるものとした。
2.根面に対しては、機械的処理を行うとともに塩酸ミノサイクリンを用い生化学的処理を行った。
3.歯牙を歯頸部で切断し、GTRメンブレンを適合させた後、埋伏させた。
4.キチン膜を用い、術後の感染を最小限にコントロールした。
5.アタッチメントレベル、レントゲンにて評価した。
結果
1.術後、歯牙を保存し、機能させることに成功した。
2.アタッチメントレベルについては最高で9mm、平均6mmの増加が認められた。
3.レントゲン的にも骨の再生が認められた。
考察
1.本法は通常の処置では保存が不可能と考えられる歯牙について有効な処置と考えられる。
2.メンブレンが埋伏させた歯牙によってその高さを維持されるため、通常のGTR法に比べスペース確保が容易であった。
3.根面形態による歯頸部の適合性が問題とならないことは、本法の利点と言える。
4.歯肉弁が薄くなり、術後の感染を完全にコントロール出来なかった点から、歯肉弁歯冠側移動について改良が必要と考えられる。
5.埋伏させるため術後の審美的問題、咬合の問題、およびプラークコントロールについて検討する必要がある。
6.症例数を増やし、適応となる部位についても検討していく必要がある。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] T.Kono: "An early-onset pericdontitis patient with virus-associated hemophagocytie syndrome." Journal of Dental Research. 74. 450 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi