Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Research Abstract |
今回の研究では,まず,インプラント上部構造物における咬合接触関係がインプラント周囲組織にどう影響を与えるか,という点を明らかにすることを目的に,さらに,それらの変化を踏まえ,インプラント上部構造物における適正な咬合関係というものを明らかにすることによって,インプラントをより予知性の高いものにしようという観点より後述する実験観察を行った。 部分欠損症例に応用された骨接合型インプラント(IMZ(]CP○PKR[)インプラント)に対し,歯周病学的に十分コントロールした上で我々が開発した咬合分析用画像解析装置を用い,咬合接触関係を測定した。そして,残存歯の歯周病の程度,インプラント上部構造物装着後の経過期間,上部構造物と支台歯とのスパンなどをパラメーターに評価基準を設定した上上述した測定値とGCF量とインプラントサルカスの変化について検討をおこなった。 また,in vitroの対比実験として,ビ-グル犬を用い,同様の環境下で咬合接触関係の過高程度をそれぞれ変え,臨床的なGCF量およびインプラントサルカスの変化を観察した上で病理組織切片を作成,インプラント周囲組織を観察した。そして,上記2つの系によって得られた成績を対比し,インプラント周囲組織の病理的変化を観察した。
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