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細網内皮系機能亢進ラットにおける実験的根尖病変の病理学的免疫組織化学的基礎研究

Research Project

Project/Area Number 07771809
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

前川 佳徳  愛知学院大学, 歯学部, 助手 (80211556)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsラット / 根尖性歯周組織炎 / セファランチン
Research Abstract

根尖病変の形成には、根尖部歯周組織の炎症反応・免疫応答が、深く関与していることは明らかである。近年、根尖病変の形成過程における病変中の免疫担当細胞や免疫グロブリンの変動に関する報告や、免疫不全動物における根尖病変形成に関する報告が多数見られる。また、我々のこれまでの実験では、免疫抑制剤であるFK-506を投与することにより、ラットの実験的根尖病変形成が促進的に働いた。そこで今回セファランチン(細網内皮系機能亢進剤)により細網内皮系細胞の増殖状態にあるラットを用い、実験的に根尖病変を形成し、病理組織学的、組織形態計測学的に検索することにより、細網内皮系機能亢進という状態が、根尖病変形成に対してどのような影響を与えるか検索した。実験期間中のラットの体重は、実験群と対照群で差は認められなかった。1週の組織学的所見では、両群ともに、根部歯髄の歯冠側1/2程度が壊死に陥っており、根尖部歯周組織の炎症性細胞浸潤は、ごくわずかに認められた。2週においても両群に差はほとんど認められず、根部歯髄の歯冠側3/4程度が壊死に陥り根尖部歯周組織にわずかな炎症性細胞浸潤が認められた。4週及び6週に関しては現在実験中である。組織形態計測学的には、両群とも経時的に根尖病変の面積が大きくなる傾向が認められた。また、1・2週とも両群に差は認められなかった。今回の実験では、セファランチンの投与の露髄時より行ったため、露髄直後におけるセファランチン投与の効果が十分でなかったことが可能性として考えられる。今後は、3・4週の検索を継続して行い、また、セファランチンの投与期間を露髄以前より行い検索する予定である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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