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歯周病原菌LPSと細胞内カルシウム濃度変化による細胞内シグナル伝達機構の解明

Research Project

Project/Area Number 07771815
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

藤村 哲之  福岡歯科大学, 歯学部, 助手 (70269033)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords歯周病 / LPS / 細胞内カルシウム / 細胞内シグナル伝達機構
Research Abstract

C3H/HeNマウスの全脾細胞を用いPAF(200μg/ml〜2ng/ml)による刺激を行い,細胞内Ca^<2+>濃度の変化を測定したところ2μg/ml濃度前後に於いて,細胞内Ca^<2+>濃度の変化が著しく減少した.また同じPAF濃度でcell数を5×1^6/ml,10×10^7/ml,1.5×10^7/mlに変えて測定したところ細胞内Ca^<2+>濃度の上昇値での差は認められなかった.しかし,cell数を減少させると測定開始時のベースラインに乱れが生じ,また同じcellをE. coliのLPS(内毒素)10μg/ml〜50μg/ml濃度で刺激したところ,細胞内Ca^<2+>濃度に変化が見られたのは,30μg/ml〜50μg/ml濃度の範囲であった.そこで,この変化がマクロファージではなくTcellおよびBcellにおいて行われているのを確認するため,G-10cellを採取し10%FCS含有serile RPMI1640中でE. coli (LPS) 30μg/mlの刺激を加え,0分,24時間,48時間にわたり、インキュベータ-(37℃,Co_2)で培養したものと,刺激していないものとをPAFおよびE. coli (LPS)にて前述の全脾細胞と同様の条件下で刺激を行い測定したところ,PAFにおいては,全脾細胞と同様な測定値を示した.E. coli (LPS)では,30μg/mlの濃度でわずかな細胞内Ca^<2+>濃度の上昇を示したものの,それ以下の濃度では反応が認められなかった.今後,これらの刺激が核内に伝達されることにより細胞増殖が起こりえるのか否かを確認するとともに,重度の歯周病における局所炎症部位からBcellのみを採取して細胞内Ca^<2+>濃度の測定および解析を行い,細胞内のシグナル伝達機構を解明して行く.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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