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培養骨芽細胞を付着させた新しい1回法インプラント周囲の骨動態

Research Project

Project/Area Number 07771847
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

石田 秀幸  広島大学, 医学部・附属病院, 助手 (00243577)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsインプラント / チタン / 骨芽細胞 / 血清 / 付着 / 伸展
Research Abstract

インプラント治療の長期の成功を確保するためには,オッセオインテグレイションが必須の条件であると理解されるようになった。本研究者は,インプラント表面に骨芽細胞ならびに骨芽細胞が産生する細胞外基質を付着させることにより,早期に,かつ確実に生物学的骨形成を誘発させ,直接的骨界面を達成できるのではないかと考えた。実際に動物実験を行うためには,まず骨芽細胞をインプラント体に付着させる条件を調べる必要がある。インプラント体への骨芽細胞の付着には血清成分が少なからず関与していると考えられていることから,今回は骨芽細胞のチタンに対する付着および伸展に及ぼす血清の影響について検討した。
骨芽細胞はヒト由来株化細胞であるHOSを用いた。試料として,チタンディスク,ステンレスディスク(positive control)およびプラスチックディスク(negative control)を用意し,子ウシ血清にて37℃,24時間前処理(血清処理群)あるいは未処理(血清未処理群)の状態で使用した。骨芽細胞を各試料に30,60,90,120および180分間作用させた後の同細胞の付着率を測定した。また,2,6および12時間後の各試料上での骨芽細胞の伸展を走査型電子顕微鏡にて観察した。
その結果,以下の傾向が認められた。骨芽細胞の付着は,すべての試料に対して60〜90分後に平衡に達し,また血清処理により影響されなかった。細胞の伸展は,どの試料でも血清未処理群に比べ血清処理群において顕著であった。また,血清処理により,細胞はfocal adhesion様の付着形態を示した。以上の結果より,血清は骨芽細胞の付着および伸展に有利に働くことが示唆された。現在,骨芽細胞のチタンに対する付着および伸展に及ぼす細胞外基質の影響について検討中である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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