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ラット片側咬合挙上が咬筋のエネルギー代謝に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 07771910
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionMeiji College of Oriental Medicine

Principal Investigator

大藪 秀昭  明治鍼灸大学, 鍼灸学部, 講師 (70213890)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsラット / 咬筋 / 咬頭干渉 / 咬合 / 筋疲労 / MRS / エネルギー代謝 / 咀嚼運動
Research Abstract

ラット片側咬合挙上した状態でラット咬筋の筋細胞レベルのエネルギー代謝をリン化合物の代謝、つまり31P-MRSによって観察することによって,咬合挙上量とエネルギー代謝状態の変化を比較し、咬筋の疲労状態でのエネルギー代謝状態と挙上量の関係をあきらかにすることを目的とてsodium pentbarbitalの腹腔内投与による全身麻酔したラット7匹の、右側臼歯部に化学重合レジンにて1mm挙上後4W飼育し咬合挙上群とし、さらに咬合挙上しないラット7匹を対照群として用いた。31P-MRS測定部位は咬筋中央部とし、咀嚼運動様下顎運動を再現するための電気刺激は、電気刺激装置を用いて、サーフェスコイルの外側に貼付するカーボン製表面電極からの直接刺激とし、電気刺激強度は、周波数5Hz、刺激持続時間は0.1msで一定とした。NMR測定条件は、パルス幅20μs、パルス間隔2s、加算回数100回とした。測定は,刺激前4分間、刺激中32分間および刺激後に8分間、4分ごとに経時的に行った。咬筋のエネルギー状態はクレアチンリン酸と無機リン酸の面積比(PCr/Pi比)を求め、咬合挙上量との相関を求めた結果、刺激中のエネルギー状態は、挙上群は対照群に比して有意(0.05<P,repeated-measures ANOVA)に低い状態のエネルギー状態を維持しつづけて推移していることがわかった。この結果は、挙上側咬筋の筋肥大による、抹消血流の低下やミトコンドリア濃度の減少を示唆するものである。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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