Project/Area Number |
07771919
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
長坂 浩 東北大学, 歯学部, 助手 (70217983)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 下顎頭 / コラーゲン / プロテオグリカン / 咬合変化 |
Research Abstract |
本研究では、実験的咬合変化を惹起させたときのラット下顎頭軟骨基質成分に及ぼす影響をI型およびII型コラーゲンとコンドロイチン硫酸プロテオグリカンを対象に免疫組織化学的に検討した。 材料は4週齢および12週齢のWistar系雄性ラットを用いた。無処置群(対照群)と上下顎切歯および上顎臼歯を歯頸部まで削合した実験群の2群に分類した。各群とも固形飼料を用いて飼育し、実験開始後1、2および4週目に、全身麻酔下に4%パラホルムアルデヒド固定液を用いて潅流固定し、両側顎関節部を摘出した。摘出物を浸漬固定、10%EDTAを用い脱灰後、スパーレジンに包埋し、下顎頭の矢状断切片を作製した。トルイジンブルー染色ならびに免疫染色により下顎頭を観察した。免疫染色には、抗I型および抗II型コラーゲン抗体と2-B-6および3-B-3抗体を用いた。 その結果、4週齢の実験群では、前方部軟骨層の厚径が菲薄化し、各免疫抗体に対する反応も著しく低下したのに対し、後方部軟骨層の厚径は増大し、増殖層から移行層での2-B-6抗体および成熟層での抗II型コラーゲン抗体に対する反応性が増大していた。一方、12週齢の実験群では、増殖層での細胞密度の減少と不規則な軟骨細胞巣の出現、細胞間基質の増大が認められ、免疫組織化学的に検討中である。以上より、歯牙削合による咬合変化は下顎頭に対する負荷部位を前後的に変化させ、下顎頭軟骨層における軟骨細胞の増殖・分化過程や細胞外基質成分の構成に影響を与えることが示唆された。
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