最近開発されたガラクトオリゴ糖の口腔細菌による代謝の研究
Project/Area Number |
07772010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
矯正・小児・社会系歯学
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
加納 能理子 東北大学, 歯学部, 助手 (10214496)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 口腔レンサ球菌 / ラクトスクロース / β-galactosidase |
Research Abstract |
研究の概要:オリゴ糖の一つである4^G-β-D-galactosyl-sucrose(O-β-D-galactopyranosyl-(1→4)-O-α-D-glucopyranosyl-(1←2)-β-D-fructofuranoside:ラクトスクロースは、その分子構造にラクトース骨格とスクロース骨格を有し、三次機能としてヒト腸内菌叢の改善を計る効果を持つ甘味度70%-50%の三糖類で、すでに整腸作用を目的として商品化されている。本研究は、口腔レンサ球菌によるラクトスクロースの代謝機構について検討することを目的として行った。 材料と方法:供試菌株-S. oralis ATCC 10557 結果:1)β-galactosidaseの誘導と時間の関係-S. oralis ATCC 10557におけるβ-galactosidase活性はガラクトース、ラクトース、ラクトスクロースの添加後5分以内に増加が始まった。2)β-galactosidase活性の存在部位の検索-S. oralis ATCC 10557の誘導されたβ-galactosidase活性は、ラクトスクロースで培養した菌の細胞膜成分で著しく高かった。以上の結果より、S. oralis ATCC 10557は、ラクトスクロースを代謝する際、β-galactosidaseが菌体の細胞膜の外側に短時間で誘導され、これがβ-galactoside結合を分解することにより菌体内に取り込まれ、酸産生の基質となることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
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