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人工RNA制限酵素能をもつ擬ペプチド核酸モノマーの開発

Research Project

Project/Area Number 07772103
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Chemical pharmacy
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

山崎 哲郎  熊本大学, 薬学部, 助手 (60182474)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsペプチド核酸 / ペプチド核酸モノマー / 4-ヒドロキシプロリン / 4-アミノプロリン
Research Abstract

新規擬ペプチド核酸モノマーを合成するために、アミノエチルグリシン構造を含むトランス-4-アミノプロリンの合成を検討した。出発物質としてトランス-4-ヒドロキシプロリンを用い、最初にカルボキシル基を酸触媒下メチルエステルにし、続いて定法によりアミノ基をZ(ベンジルオキシカルボニル)保護したのち、トリフェニルフォスフィンとイミダゾール存在下、ヨウ素と反応させることにより水酸基をヨウ素基に変換した1-ベンジルオキシカルボニルートランス-4-ヨウドプロリン メチルエステルを全収率73%で得ることができた。しかしながら、得られこの化合物とジ-t-ブチルイミノジカーボネートを作用させて4-アミノプロリンを合成しようと試みたが目的の化合物は得られなかった。そこでヨウ素化後、アジ化したのち、それを還元することによって目的の4-アミノプロリンを合成する方法を検討した。まず、トランス-4-ヒドロキシプロリンのメチルエステルのアミノ基をBoc保護したのち、ヨウ素と処理することによって水酸基をヨウ素基に変換し、さらにアジ化ナトリウムと作用させることにより1-t-ブトキシカルボニルートランス-4-アジドプロリン メチルエステルを全収率56%で合成することに成功した。つづいてこれを接触還元によりアジド基をアミノ基に変換したあと一級アミノ基の保護および二級アミノ基の脱保護を行い、それによって得られた化合物とカルボキシメチル基を有するチミンならびにピリダジノンと脱水縮合することによって新たなペプチド核酸モノマーを合成する予定である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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