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競技スポーツ選手のコンディション評価と健康管理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07780047
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

和久 貴洋  東京大学, 教養学部, 助手 (40242028)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsコンディション / フィットネス / 尿中カテコラミン / 最大下定量運動負荷 / 心拍反応 / 高強度トレーニング / オーバートレーニング / 剣道
Research Abstract

競技スポーツ選手における高強度トレーニング時のコンディション評価について検討するために,剣道の寒稽古中(10日間)における選手のコンディションを調査した.寒稽古前後にフィールドテストを用いて選手の持久力(最大酸素摂取量)を測定した.寒稽古中のコンディションを評価するために,夜間尿中カテコラミン排泄量の測定と質問紙法による自覚的コンディションの調査を行った.寒稽古前,寒稽古中,寒稽古最終日の稽古前に血中CK活性の測定と自転車エルゴメーターを用いた最大下運動負荷時の心拍数と自覚的運動強度の測定を行った.
寒稽古前後の持久力の変動には個人差が認められた.寒稽古中の自覚的コンディションは寒稽古前より有意に悪化し,寒稽古中に自覚的コンディションの改善は認められなかった.夜間尿中カテコラミン排泄量については,寒稽古中に著しく増加した.寒稽古前と寒稽古10日目における尿中カテコラミン排泄量の変動と持久力の変動には有意な負の相関が認められた.寒稽古後に持久力が著しく低下した選手では,同一負荷運動中の心拍数と自覚的運動強度は増加したが,寒稽古後に持久力が増加した選手では同一負荷運動中のそれらに変化は認められなかった.稽古前安静時の血中CK活性は,寒稽古6日目に有意に増加し,寒稽古10日目においても寒稽古前より高値を示した.本研究で用いたコンディションの指標は,高強度トレーニング時のコンディションの指標として有用であることが示された.また,高強度トレーニング期には健康管理が重要であり,これらの指標を用いてコンディションをモニタリングしながら行うことが必要であると考えられた.トレーニング量(強度,時間)と尿中カテコラミンの関係についてのさらなる検討が今後の研究課題として挙げられた.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 和久貴洋: "剣道選手のコンディショニングに関する事例研究" 東京大学教養学部体育学紀要. 29. 55-65 (1995)

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      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 和久貴洋: "コンディションとフィットネスの変動からみた剣道の寒稽古の特性" 武道学研究. 29(印刷中). (1996)

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  • [Publications] 和久貴洋: "コンディショニングの科学(II-8 剣道)" 朝倉書店, 280 (1995)

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URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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