老齢期の骨格筋における酸化系酵素活性の測定に関する研究
Project/Area Number |
07780054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
鈴木 英樹 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (40235990)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 老齢期 / 骨格筋筋線維 / 酸化系酵素活性 / 持久性走運動 / ラット |
Research Abstract |
本研究は老齢期における持久性運動の実施が運動器である骨格筋においていかなる影響を及ぼすかを検討した。一般的に健康を維持促進するためには有酸素運動に関して中程度の強度の運動が望ましいとされている。しかしながら、若齢と老齢では同等度の強度の運動を実施したとしても、生体に観察される運動の影響は必ずしも一致するとは限らない。そこで本研究では、実験動物としてラットを用い若齢と老齢期に相対的運動強度が同等となる持久性走トレーニングを実施し、その後、酸化系能力を中心に老齢期での運動の影響を比較検討をした。 持久性運動を実施した場合、若齢期においては高い酸化系能力を有する筋線維の割合が高くなったが、老齢期においては筋線維組成に変化は観察されなかった。筋線維の酸化系酵素活性は持久性運動の実施により若齢・老齢期ともにいずれの筋線維タイプにおいても高くなった。しかしながら、筋線維のタイプによっては加齢にともない酸化系酵素活性が低下するものとしないものがあり、さらに運動の実施によりし、若齢期に比べ老齢期において高い酸化系酵素活性を示す筋線維のタイプが観察された。これらの結果は、骨格筋は老齢期であっても持久性運動に対して酸化系の高い適応能力を有しているが、筋線維のタイプによってはその適応は異なることを示唆するものであった。本年度の研究結果はまだ分析中であるため今後さらに検討を加えていきたいと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
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