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局所筋群のエネルギー代謝能の改善が全身運動中のエネルギー代謝能改善に与える貢献度

Research Project

Project/Area Number 07780078
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionNational Institute of Fitness and Sports in Kanoya

Principal Investigator

荻田 太  鹿屋体育大学, 体育学部, 助手 (50224134)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords膝伸展運動 / 局所筋群の代謝的変化 / 全身運動中の代謝的変化 / 酸素摂取量の最大値 / 酸素借の最大値
Research Abstract

【目的】本研究は、局所的運動トレーニング後の局所筋の代謝変化が、その筋群を主働筋とする全身運動時の代謝変化に直接反映するかどうかを明らかにすることを目的とし、膝伸展運動でトレーニングしたときの膝伸展運動中の代謝変化と、両脚自転車運動中の代謝変化を比較検討した。
【方法】年齢23±3歳の健康な6名の成人男子が、1日1回、週6回の頻度で、6週間のトレーニングを行った。トレーニング強度は、膝伸展運動において酸素摂取量および酸素借の最大値が得られる1分30秒程度で疲労困憊に至る強度とした。トレーニング効果は、最大酸素摂取量、心拍出量、動静脈酸素較差、最大酸素借によって評価した。
【結果および考察】トレーニング後、片脚膝伸展運動における酸素摂取量の最大値は有意に減少した(右脚:9%,左脚:14%)が、両脚自転車エルゴメーター運動においては、最大酸素摂取量、心拍出量、動静脈酸素較差、すべての指標において有意な変化は認められなかった。また、酸素借の最大値は、トレーニング後、片脚膝伸展運動においても(右脚:79%,左脚:86%)、両脚自転車エルゴメーター運動においても(12%)、有意な増加が観察された。
以上の結果は、本実験で用いた局所的な高強度短時間運動トレーニングは、局所筋の酸素取り込み能力や、心拍出量を増加させるような中心循環の能力を変化させ、有酸素性エネルギー供給機構を増加させるような刺激となり得なかったが、無酸素性エネルギー供給機構に対しては、局所運動のみならず全身運動においても、増加させ得ることが明らかとなった。また、局所運動トレーニング後の有酸素性エネルギー供給機構に対する局所的変化は、全身運動のそれと必ずしも対応するわけではないが、無酸素性エネルギー供給機構の局所的変化は全身運動にもそのまま反映されることが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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