フランスにおけるスポーツ宝くじ制度の歴史と現状に関する研究
Project/Area Number |
07780089
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
斉藤 健司 慶應義塾大学, 体育研究所, 助手 (80265941)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | スポーツ宝くじ / フランス / スポーツ行政 |
Research Abstract |
1 スポーツ宝くじ制度の歴史 スポーツ宝くじは、1934年にスウェーデンで始められ、その後ブラジル、カナダ、メキシコ、セネガルなどで導入された。フランスでは、1975年のスポーツ振興法で、高水準スポーツマンの財政援助のための国家基金の設立が示されたのを受けて、1979年にスポーツ発展のための国家基金(FNDS)が設立された。FNDSの財源として宝くじの賭金の1.5%が微収されるようになった。スポーツの宝くじは、1985年にサッカーの試合に関して始まった。 2 スポーツ財政構造との関係 FNDSの約5割をスポーツ宝くじで運営している。FNDSは、スポーツ宝くじの財源をもとに増加の傾向にある。スポーツ担当省の予算が伸び悩んでいるのに対して、FNDS財源が増加している。 3 スポーツ宝くじ制度 スポーツ宝くじは、サッカーの13試合の勝敗結果を用紙に記入するものである。 当選最高額は、1987年に14464721フラン。 4 今後の研究の予定 スポーツ宝くじ制度の現状、利点および問題点を整理して、平成8年度の体育・スポーツ行政研究会などに於いて学会発表する予定でいる。 また、フランスのスポーツ行財政全体に関する研究をすすめ、そこに占めるスポーツ宝くじ財源の規模と影響についても、さらに研究を発展させたいと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)