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持久的競技者における身体組織と骨密度との関係について

Research Project

Project/Area Number 07780103
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

満園 良一  久留米大学, 保健体育センター, 助教授 (20200058)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords総体水分量 / 骨密度 / 除脂肪量
Research Abstract

本研究は、長距離ランナーにおける踵骨の骨密度と身体組成との関係を明らかにするために実施された。被験者の延べ総数は男子26人であり、その中の9人は約1年間におよぶ持久的トレーニングの影響についても、両者の関連性とともに検討された。踵骨の骨密度は、超音波法により、SOS(超音波伝播速度)とBUA(伝播減衰係数)を測定し、その指標とした。SOSとBUAは、1590.1±22.4m/sec、120.2±8.1の平均値を示した。また、身体組成は、重水希釈法による体水分量にもとづいて推定した。Fat Mass、%Fat、LBM、%Mは、それぞれ13.2±1.9kg、22.9±2.6%、44.3±2.9kg、77.1±2.6%、5.4±0.2%の平均値を示した。骨密度との関係は、身体組成の中のLBM(除脂肪量)と%M(無機質量)について調べた。これらの間には、相関関係が認められなかった(r=-0.165〜0.070)。踵骨という局所に対して、身体組成は前進を推定したものであるため、両者の関連性が認めにくいものになったのかも知れない。さらに、1年間の持久的トレーニングの影響を調べた9人のランナーは、骨密度の増大とLBM、%Mの減少という傾向を示していた。それら変化量の間には、r=-0.395の相関係数しか得られなかった。但し、この9人中1人は、脛骨疲労骨折をともなっており、その骨密度は唯一大幅な低下を示した(SOSで-14、BUAで-11)。骨密度、身体組成ともに走行距離などのトレーニング量に影響される。したがって、本被験者のトレーニング量は、その水準に達していなかったものと考えられる。
今後、踵骨という局所でなく、全身の骨塩量と骨のturnoverを指標にして、LBMなど身体組成およびトレーニング量との関連性を検討する必要性がある。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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