一般的なネットワーク構造を持つ分散コンピュータシステムにおける準静的負荷分散
Project/Area Number |
07780224
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
李 頡 筑波大学, 電子・情報工学系, 講師 (50251046)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 分散コンピュータシステム / 負荷分散 / 最適化 |
Research Abstract |
分散コンピュータシステムの一つの大きな特徴は、システムの中での負荷を各ホストコンピュータに分散し、システムの資源(CPUとメモリなど)を効率的に利用することが可能になることである。システムの性能を向上させ、分散システムの資源を最大限に利用するのが最適負荷分散である。システム全体の統計値に関する情報を使用して、負荷分散を行うのが静的負荷分散である。各ホストコンピュータが一定の時間間隔毎に情報を収集し、負荷分散の解を計算し、それにより最適な静的負荷分散を行うのは準静的負荷分散である。 本研究では、まず、準静的負荷分散の研究の基礎になる静的負荷分散方式を追究した。今年度は、まず、特殊かつ重要な構造を持つ三つの分散コンピュータシステム:ツリー階層型分散システム、双方向ジョブ転送スター型分散システム、双方向ジョブ転送ツリー分散システムを具体的に考えて、それらの分散システムにおける最適負荷分散方式についての研究を完成した。また、それらの研究の拡張として、一般的なネットワーク構造を持つ分散コンピュータシステムにおける静的負荷分散方式、マルチクラスジョブの一般的なネットワーク構造を持つ分散コンピュータシステムにおける負荷分散方式などについてを検討し、解析モデルの確立、最適負荷分散アルゴリズムの考案及び負荷分散の実際的な応用などについて研究してきました。それらの研究をまとめた論文が投稿中である。さらに、分散コンピュータシステムにおける一定の時間間隔毎に情報を収集する方式を考案し、ある種の実験を行なった。以上の研究成果のまとめとして、Springer-Verlag出版社で英語の専門著書として出版される予定がある。 また、関連の研究として確立ペトリネットによる分散コンピュータシステムの性能評価と並列オンライントランザクションシステムの性能評価等に関して研究を行った。それらの研究が研究会で発表した。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)