演算機能を持つメモリLSIを用いたプロセッサボードの制御方式の検討
Project/Area Number |
07780253
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小林 和淑 京都大学, 工学研究科, 助手 (70252476)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | FPGA / 機能メモリ / 超並列処理 / 柔軟な処理 / 再構成可能性 |
Research Abstract |
本年度は,演算機能を持つメモリLSIを用いたプロセッサボードの制御方式の検討を行なった.特に,従来のソフトウエアによる柔軟な制御とハードウエアによる高速な制御という両者の利点を融合した再構成可能なハードウエアによる高速かつ柔軟な制御方式の検討を行なった.演算機能を持ったメモリを用いた計算機システムは現在のところ存在しない.その実現のためには,さまざまな要素技術の開発が不可欠である.本研究ではプロセッサボード開発の基礎技術として,FMPP LSIを制御する方式の検討を行なった.具体的には以下の通りである. ・再構成可能な制御方法に適したプロセッサボードのアーキテクチャの検討を行なった.プロセッサボード上の制御回路の機能を決定して,プロセッサボードとホスト計算機の最適な負荷分担を行なった.さらに,複数のボードに分割されたメモリ空間の管理方法,複数のボードを効率良く制御する手法等の検討を行なった. ・スピード,集積度,パッケージなどにより数社からさまざまなアーキテクチャをとるFPGAが提供されている.ここでは,1で検討されたプロセッサボードアーキテクチャに基づいて,最適なFPGAを選定した. ・再構成可能な制御方式とするための最適な制御方式を検討する.ボード上のFPGAとホスト計算機との命令の受渡し方法,FPGAをプログラミングするためのホスト計算機とプロセッサボードとのインタフェースの検討等を行なった.
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)