データベースからの知識発見を用いた能動的ルール構築に関する研究
Project/Area Number |
07780317
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent informatics
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
河野 浩之 京都大学, 工学研究科, 助手 (70224813)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | データベース / 知識発見 / データマイニング / データウェアハウス / アクティブデータベース / ネットワーク管理 / 属性指向アルゴリズム / 相関性ルール |
Research Abstract |
・データベースからの知識発見を用いたECAルール記述 格納されるデータの変化に応じてデータベース操作を能動的に行なうことを目的としているアクティブデータベース(active database)に,多様なデータ構造をもつデータベースを対象とした知識発見アルゴリズムを適用することを提案し実装を行った. ・リアルタイム性と能動データベース 実時間性が重要な能動的な処理が要求される場合に,知識発見を含む記述によって高度な問合せを提供することが,アクティブデータベースのイベント/コンディション/アクション(ECA:Event-Condition-Action)の記述を簡潔にするうえで,非常に重要であることを明らかにした. ・情報システムからの知識発見 実システムへの適用例として、現在提供されている標準的な通信ネットワーク管理プロトコルであるRMON(remote network monitoring)プロトコルによって収集され,MIB(management information base)へと格納されるデータを知識発見の対象として扱い,ECAルール記述構築手法を確立した. ・安定した情報システムの構成 提案した手法の有効性の評価基準のひとつとして,得られたECAルール記述による通信ネットワークの安定性を評価した.通信ネットワークの時間的な状態変化とその安定性の考察からも,リアルタイム性を備えた能動データベース構築との関係を明らかになった. 能動データベースにおいて,データベースからの知識発見アルゴリズムを用いたECA記述の構築手法に関する研究が進展した.さらに高度なネットワーク管理サービスの提供を実現するためには,発見された知識の検索過程を考慮したフィードバック技術に関する研究が必要であることが明らかになった.
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)