Two Hybrid法によるセリン・フレオニンキナーゼに結合するタンパク質の検索
Project/Area Number |
07780540
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
黒田 俊一 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 助手 (60263406)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 細胞内情報伝達機構 / プロテインキナーゼC / Two Hybrid法 / EGFドメイン / LIMドメイン / RINGドメイン / Znフィンガー |
Research Abstract |
各種プロテインキナーゼC(PKC ; サブタイプα,β,γ,δ,ε,ζ)の制御領域を酵母転写因子(GAL4)のDNA結合領域と融合させてタンパク質(プローブ)を作成し、ラット脳由来cDNAをGAL4活性化領域と融合したタンパク質(ライブラリー)と酵母内で共発現し、GAL4産物の再構成を指標としてプローブ分子に結合するタンパク質遺伝子を選抜した。 その結果、PKCβに結合するタンパク質としてEGF繰り返し配列を有するNelおよびそのホモログタンパク質、LIMドメイン(Znフィンガー領域の一種)を含むエンドサイトーシス調整タンパク質、RINGドメイン(Znフィンガー領域の一種)を含む新規転写因子が見いだされた。また、PKC_εには芳香族アミノ酸を含む数アミノ酸残基のモチーフが結合することや、PKCζには酸性アミノ酸残基クラスターを有する新規タンパク質が結合することが分かった。 現在、得られたPKC結合タンパク質の全長クローンを取得し塩基配列の解析を進めるとともに、動物細胞内でこれらのタンパク質を発現させ、確かにPKCと結合してお互いの機能に影響を与えているかどうか検討している。
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Report
(1 results)
Research Products
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