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酵母における新しい基礎転写因子の探索

Research Project

Project/Area Number 07780609
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Molecular biology
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

鈴木 ゆり子  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (40255435)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords酵母 / 基礎転写因子 / 合成致死 / 転写制御遺伝子
Research Abstract

Gal11タンパクはRNA polymerase IIのholo酵素に含まれる基礎転写因子の一種であり、その機能欠損は多くの酵母遺伝子の発現に影響を及ぼす。このためGAL11単独欠失は増殖遅延を含む多面的な変異効果をもたらすが致死効果はない。このことからGAL11と似た役割を果たす遺伝子の存在を想定し単離を試みた。gal11欠失変異株に、GAL11をのせたプラスミドを導入し、変異誘起剤処理後、無選択培地で継代培養してもプラスミドを保持し続ける株を単離し、この変異にcge (co-lethality with gal eleven)と名付けた。得られた3株を宿主とし、酵母ゲノムライブラリーを用いて責任遺伝子のクローニングを試みたところ、2株よりCGE1、CGE3を含むと思われるDNA断片が得られた。各々についてサブクローニングを行いORFを含むと考えられる領域の塩基配列を調べた。その結果、CGE1は普遍的転写制御遺伝子として報告されているRPD3であることがわかった。RPD3の欠損は、gal11変異と同様、性的接合や胞子形成の異常、温度感受性増殖等のほか、gal11変異には見られなかったPHO5の転写効率の低下をもたらすことが知られている。現在GAL11とRPD3との相互作用を解析中である。またCGE3としてクローン化された断片の中には、3つのORFが互いに近接して含まれていた。既知の遺伝子VPS34と塩基配列のみ記載された2つのORFである。そのうちのどれが責任遺伝子のORFFであるのかを現在しらべている。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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