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ウニ胚の骨片形成に必要な因子について

Research Project

Project/Area Number 07780651
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Developmental biology
Research InstitutionOchanomizu University

Principal Investigator

清本 正人  お茶の水女子大学, 理学部, 助手 (70251692)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords骨片形成 / 第一次間充織細胞 / 小割球 / バイオミネラリゼーション / ウニ胚 / 細胞分化 / 棘皮動物 / 発生生物学
Research Abstract

ウニ胚に内在する骨片形成に必要な因子の抽出、精製方法の検討を行った。ウニ間充織胞胚より採取した割腔液中の因子は10万×g、1時間の遠心で沈殿することから、完全に可溶化しておらず、ECMのような高分子の重合した構造物に結合した状態であると考えられる。可溶化の方法を検討した結果、8M尿素で透析することにより活性は上清に残り、失活することなく可溶化されることを確認した。尿素を含む緩衝液を使い、陰イオン交換、アフィニティー(ヘパリン)、ゲルろ過の3種のクロマトグラフィーにより活性を持った分画を得ることができた。活性分画のSDS-PAGEの結果は110、180kDの分子量を示す成分のほか、いくつかの少量の成分が含まれていた。
胞胚からより効率よく因子を得るために、胞胚を1Mグリシンを含む緩衝液で処理し、細胞を解離し細胞外の成分を抽出した(解離液)。8M尿素で透析後、陰イオン交換クロマトグラフィーで分画したところ、解離液では、割腔液と比べ、同量の胞胚から5倍以上の活性が回収された。その後のカラムクロマトグラフィーによる精製やSDS-PAGEの結果は割腔液の場合と同様であった。
異種間での割腔液の効果を比較したところ、バフンウニ割腔液は同種の小割球には効果があるが、ムラサキウニ小割球に対しては単独では効果がなく、馬血清成分が共存すると骨片が形成された。種によって小割球の必要とする因子や割腔液中に含まれる因子に違いがあることが示された。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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