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総義歯におけるCAD/CAMの利用-仮想削合モデルの開発-

Research Project

Project/Area Number 07807181
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

川畑 直嗣  鹿児島大学, 歯学部, 助教授 (20144511)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鎌下 祐次  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (90224641)
浜野 徹  鹿児島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (60172988)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords総義歯 / CAD / CAM / 削合
Research Abstract

非接触型3次元形状計測装置により,上下の4倍大臼歯部歯牙模型と,臨床例の上下総義歯を蝋義歯の段階で中心咬合位で嵌合させた状態でその咬合面形状を計測した。特に,蝋義歯に関しては,上下の蝋義歯を同一の座標系で計測するために,計測装置の回転用テーブルに取り付ける治具を製作した。計測間隔は0.25mmとした。
採得された上下の人工歯の咬合面形状のデータをもとに,エンジニアリングワークステーション(以下,EWS)上でその形状をサーフェスモデルとして表示し,上下人工歯の表示色を変更することにより咬合面の重なりを表示した。その結果,咬合接触が存在する近辺で表示色が変わり,その重なりの程度をモニター上で肉眼的に観察することが可能となった.
次いで,計測データをもとにその形状を微小立方体の集合に変換する方法について検討した。削合の操作すなわち上下の干渉領域の除去を仮想的に行う場合,人工歯の上下それぞれのデータについて,表層から数層のボクセルを作製し,人工歯の嵌合を予定している位置での重なりについて検討することにより,干渉量の評価が可能と考えられる。またこのことにより,干渉領域の判定に必要な演算量の軽減ができる。干渉域に相当するボクセルを除去したのちの最表層に相当するボクセルを利用して,再度,人工歯の表面形状を示すデータにもどし,EWS上でその結果を表示することが可能である。干渉域除去後のサーフェスモデルを確認したのち,これらから人工歯咬合面のCAMデータの作製を行う。
削合に伴う咬合器の運動軌跡については,まだ十分な解析を行えず,微少直線移動による位置の変化を与えることで代用した。
削合法則に基づく削合については,人工歯咬合面の各部位を認識する必要があり,仮想咬合平面を基準平面として,計測データを曲線補間することによって咬合面の起伏を判定する方法について検討している。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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