理科教師による学校およびその周辺のハザードマップの作成のためのマニュアル
Project/Area Number |
07808022
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
田中 實 北海道教育大学, 教育学部・札幌校, 助教授 (70227180)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1995: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 防災教育 / ハザードマップ / 地震災害 / 理科教育 |
Research Abstract |
今年度、本研の目的のために北海道桧山館内江差町を3回訪問し、町役場、江差中学校、地域住民から資料収集や聞き取り調査を行った。また、調査範囲内の地質・地形の調査を合わせて行った。 これらの資料をもとに、南部江差町の4.5Km四方内を、1辺100mのマイクロゾーンに区切り、各ソーンごとに災害危険度評価を行ってハザードマップを作成した。 作成したハザードマップの種類はつぎの5種類である。 1)液状化ハザードマップ 2)津波・高潮ハザードマップ 3)斜面崩壊ハザードマップ 4)地すべり・活断層ハザードマップ 5)総合危険度ハザードマップ ハザードマップに表現された各危険度を、1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震の被害状況と比較したところ、被害にあった地域は危険度の高いゾーン内にほとんど全てが含まれいることが明らかになった。このことは、作成したハザードマップが地域の防災教育の指導資料として、有効性が高いことを示している。 さらにハザードマップを地形図・地質図と対応させて、江差地区の地域自然史を組み立て、これらの危険度の高さを自然史の中に位置づけて理解できるような理科の学習プランを作成した。 また、マイクロゾーンによるハザードマップの作成方法をマニュアル化したことによって、江差以外の地域でも具体的にハザードマップを作成することが可能になり、今後、地域の地震を含めた自然災害防災教育への展望を開いたと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
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