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RAG発現誘導に関与する分子の同定

Research Project

Project/Area Number 07857024
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Immunology
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

田合 ひろみ  富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (00242488)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsリンパ球初期分化 / ストローマ細胞 / 組み換え活性化遺伝子(RAG)
Research Abstract

我々はこれまでに、マウスストローマ細胞株(PA6)が、我々の樹立したヒトリンパ球前駆細胞株(FL細胞)に対し、ヒトサイトカイン(IL‐3,IL‐6,IL‐7)存在下で、組み換え活性化遺伝子(RAG)の発現を誘導し得ることを示してきた。又、PA6の中にはFL細胞に対するRAG誘導能を持つサブクローン(PA6+)と、持たないサブクローン(PA6-)が存在することも明らかにしてきた。
今回我々は、ディファレンシャルディスプレイ法を用い、PA6+に特異的に発現する遺伝子の単離を試みた。
PA6+およびPA6-由来RNAを用い、オリゴd(T)プライマーと(N)10プライマーにてRT-PCRを行う。PA6+由来RNAのみに増幅された遺伝子断片を分離し、これをプローブとして、PA6+cDNAライブラリーのスクリーニングを行った。その結果、221アミノ酸よりなるオープン-リーディング-フレームを含む1.0kbのcDNA(C2.3)が単離された。
この遺伝子は、既知の遺伝子とのホモロジーは無く、そのアミノ酸配列より4つの膜貫通部位を有する膜結合蛋白であると推察される。さらに、この遺伝子を導入することにより、PA6-がRAG誘導能を有するようになることを確認した。
これらのことから、我々の単離したC2.3がリンパ球前駆細胞に対するRAG発現誘導に関わるストローマ細胞上の分子をコードする遺伝子であることが示唆される。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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