Project/Area Number |
07857038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
新谷 良澄 東京大学, 医学部(病), 助手 (80261965)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | C型肝炎ウイルス / コア蛋白 / 細胞周期 / 肝発癌 |
Research Abstract |
細胞周期進行過程におけるC型肝炎ウイルス(HCV)コア蛋白の細胞内局在の変化を観察し、その肝炎発症、肝発癌への関わりを明らかにするため、まずHCVコア遺伝子を効果的に発現するシステムを作製した。分化型肝癌細胞HepG2, Huh-7の各細胞株に、アルブミンプロモーターに制御されたHCVコア遺伝子と、デキサメサゾンで発現誘導可能なマウス乳ガンウイルス(MMTV)-LTRに制御されたコア遺伝子をそれぞれネオマイシン耐性遺伝子とともに、ベクターpBEPxを用いて導入した。現在これらのHCVコア遺伝子の安定した発現をもつ細胞株を樹立しているところである。アルブミン-コア遺伝子細胞株については、コア蛋白に対する単クローン抗体を用いて細胞周期の各時点におけるコア蛋白の局在を、またMMTV-LTR-コア遺伝子細胞株については、FACSによってDNA含量を、トリチウムまたはブロモデオキシウリジンの取り込みによってDNA合成を観察し、HCVコア蛋白が細胞周期の進行に与える影響を検討する予定である。
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