Project/Area Number |
07857054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
岡田 理 秋田大学, 医学部, 助手 (40241658)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 連鎖解析 / 遺伝性対側性色素異常症 / 遺伝性疾患 |
Research Abstract |
遺伝性対側色素異常症(遠山)は手足の背側に点状ないし網状の色素斑、脱色素班が混在する優性遺伝性疾患、1923年日本において初めて報告された。最初に報告されて70年経たが、本症の病因は依然として不明である。最近秋田大学皮膚科外来で、明らかな優性遺伝を示す本症の大家系を得た。本研究の目的は、遺伝性対側性色素異常症(遠山)の遺伝子レベルの病態、病因の解明である。 (1)患者家系のできるだけ多くのヒトから、それぞれのリンパ球を採取し、それにEBウィルスを感染させて継代培養の可能な細胞株を樹立した。 (2)株化されたそれぞれのリンパ球より得られた染色体DNAを、遺伝性対側性色素異常症を持つ患者群と、本疾患を持たないヒトの群の二群に分ける。この二群の染色体DNAについて、さまざまの方法(連鎖解析linkage analysis、DNAのrestriction enzyme length polymorphismの解析、PCR-single strand conf ormation polymorphismの解析、さらにはgradient gel electrophoresis解析など)を駆使して検討し、患者群に特異的な遺伝子断片を見つけ出す操作を現在行っている。
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