発育期における食品の嗜好と咀嚼機能との関連性に関する研究
Project/Area Number |
07857140
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
東 和生 大阪大学, 歯学部・歯科補綴学第一講座, 助手 (70252690)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 発育 / 食品 / 咀嚼機能 |
Research Abstract |
顎の成長発育にも大きな影響を及ぼすと考えられる臼歯部について,同部の単一歯を歯冠修復した場合,機能運動である咀嚼運動に与えられる影響を検討したところ以下のような結果が得られた。 1.小臼歯補綴に関して 第一小臼歯,第二小臼歯の歯冠補綴において,咀嚼運動の概形,スピード,リズムの変化が認められた被験者はわずかであった。 2.大臼歯補綴に関して (1)第一大臼歯の歯冠補綴について,咀嚼運動の概形,スピードの改善が被験者の約半数に認められた。悪化が認められた被験者はわずかであった。 (2)第二大臼歯の歯冠補綴について,第一大臼歯の場合に比較して咀嚼運動に悪化がみられた被験者は多かった。 すなわち,歯冠補綴により咀嚼運動が変化し,その変化の傾向は補綴部位によって異なることが明らかになった。そして,大臼歯部では,より変化が顕著であることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)