Project/Area Number |
07858025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
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Research Institution | Hijiyama University |
Principal Investigator |
馬本 勉 比治山大学, 現代文化学部, 講師 (40213483)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 語彙指導 / 語用論 / マルチメディア・ディクショナリー / 語用能力 |
Research Abstract |
本課題研究においては、動画・音声・文字を組み合わせた立体的な形で語の使い方をい提示する「マルチメディア・ディクショナリー」の原型を作成し、それを用いた効果的な語彙指導法について検討した。特にコンピュータに取り込んだ動画用例は検索と繰り返しが容易なことから、最小単位の暗誦・模倣のモデルとして位置づけることができるため、語と共にそれが使われる文脈・話者の音調・表情・動作などを丸ごと記憶にとどめることを通じて「語用能力」を高める学習法として提案するに至った。 本研究において収集を続けている動画用例は、最近特に語用論の成果を積極的に取り入れている学習辞典の記述を裏付ける意味において有効である。さらに文字では説明し尽くせない言語使用の実態を示す上で、非常に有用であることを辞書との比較を通じて明らかにすることができた。また、マルチメディア・ディクショナリーの素材として映画を選んだことで、授業実践において学習者の興味を喚起するものであった。 研究の成果は論文、研究発表、講演の形で公表することができたが、何より日々の授業に直結したものであったことは有意義であり、動画データは今なおコンピュータのハードディスクに蓄積され続けている。 今後の課題は、マルチメディア・ディクショナリーの用例検索方法を改善し、学習者の目的に応じた使い方のできる学習ツールとして発展させることである。そのためにはニーズに応じた用例収集と学習効果の検証を繰り返し、さらなる研究が必要と考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)