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ティーチャー・ト-クに関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 07858027
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Japanese language education
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

實平 雅夫  神戸大学, 留学生センター, 講師 (30253701)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsティーチャー・ト-ク / 授業分析 / 言語修正 / 授業パターン / 最小ユニット / 受け止め / フレーミングマーカー / やりとり
Research Abstract

本研究では、教室内で日本語教師が意識しているか意識していないかを問わず、学習者に多大な影響を与えていると考えられる使用している日本語の実態を、特に言語修正について明らかにするために、初級と上級の授業記録の分析を言った。その際に、テープレコーダーによる記録分析調査に加えて、近年開発及び技術革新の進んでいるデジタルビデオによる記録と、パソコン用画像処理ソフトウェアによる調査を行い、緻密なデータ処理を必要とする授業記録分析がパソコン・ベースでどの程度可能かという点についても検討した。その結果、テープレコーダーによる記録とVHSや8ミリビデオカメラによる記録とを組み合わせた分析が適しているが、パソコン用画像処理ソフトウェアでも操作にかなり熟練すればより緻密な記録分析が性格に実施可能で、実用性に耐え得ることが分かった。ただし、デジタルビデオカメラによる記録は、まだテープが高価であること、デジタルビデオデッキがまだ開発途上でダビング・編集等に支承があること、そして、6.45mmデジタルテープでは60分記録が上限であることを考慮すると、現段階では、テープレコーダーによる記録分析とデジタルビデオカメラとの併用が最も現実的である。次に、初級と上級の授業において教師と学習者の間のやりとりには共通したパターンが存在すること、また、そのパターンは教師と学習者の間のやりとりには共通したパターンが存在すること、また、そのパターンは教師の発話の形式、特に、教師がやりとりの最初や最後で枠をつくるフレーミング・マーカーを使用することで形成されていること、さらに、文より大きな設定した最小ユニットには教師の受け止めのあるものの割合が大きく、特に、初級の日本語授業でその傾向が強いとの結果が得られた。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 實平雅夫・江口英子: "大学の日本語教育における授業パターンの解明" 大学教育研究. 4. (1996)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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