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視覚特性・感性を考慮した日本語文字図形の自動デザインアルゴリズムの研究

Research Project

Project/Area Number 07858036
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 計算機科学
Research InstitutionKanagawa University

Principal Investigator

佐々木 太郎  神奈川大学, 工学部, 助手 (30271365)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords文字デザイン / 感性情報処理 / フォント / 漢字文字図形 / 知的情報源符号化
Research Abstract

文字情報は高度に知的圧縮された情報であると考えられ,近年の情報伝送のマルチメディア化においても依然、重要な役割を占めている。本研究では、一度書体の生成ルールを決定すれば、漢字という文字のクラスに属するあらゆる文字図形を、熟練した人間によるデザイン行為の代わりに自動的に生成できることを目標としている。漢字文字図形を合成する過程のモデルを4層(文字部品構成層・デザイン層・特徴付加層・画像合成層)に階層化した場合、デザイン行為は第2層目に相当する。
本研究の成果としては
1.漢字文字図形合成のための階層モデルの妥当性を検討した。漢字文字図形合成の4層モデルを提案し、また各階層で行なわれる合成過程や階層間のデータ受渡し様式について検討した。
2.あらゆる漢字の生成が可能なデザイン層アルゴリズムの提案および評価をした。熟練した漢字デザイン者の働きをアルゴリズムで置き換えるために、妥当であると思われるデザイン層アルゴリズムを開発した。
これらに付随して、多数の(人間がデザインした)文字を分析し、アルゴリズムの妥当性を検証した。同アルゴリズムにより生成した限定された数の生成物においては、おおむね人間のデザイン者の生成物と区別がつかない程度の品質の文字フォントを生成できることを確認した。
今後、人間のデザイン行為にとってかわることが可能であることを明らかにするためには、主観評価を実施する必要がある。また、日常必要とされる全書体の表現が可能であるかどうかを、大量のデザイン済み文字図形データを分析することで明らかにしなければならない。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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