発展途上国の環境問題の構造分析-大都市の自動車排気ガス汚染とその健康影響を例に
Project/Area Number |
08041168
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | Field Research |
Research Field |
Public health/Health science
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
鈴木 庄亮 群馬大学, 医学部, 教授 (40010011)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DJUANGSIH Na 国立パジャジャラン大学, 生態学研究所, 所長
TRI Tugaswat 厚生省国立健康研究開発研究所, 主任研究員
RIVAI Ida Fa 州立ランポン大学, 理学部, 助教授
小山 洋 東北大学, 医学部, 助教授 (30143192)
新田 裕史 国立環境研究所, 主任研究員 (40156138)
AGUSTIAH Tri 厚生省, 健康研究開発研究所, 主任研究員
IDA Farida R 州立ランポン大学, 理学部, 助教授
TJANDRA Yoga 国立インドネシア大学, 医学部, 講師
HADIARTO Man 国立インドネシア大学, 医学部, 教授
嶋田 修 群馬大学, 医学部, 助手 (90196486)
川田 智之 群馬大学, 医学部, 助教授 (00224791)
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Project Period (FY) |
1996 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
Fiscal Year 1997: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | 大気汚染 / 途上国 / 都市問題 / 影響調査 / ATS-DLD / 鉛 / 二酸化窒素 / 粒子状物質 / 呼吸器影響 / 汚染コント / 汚染の損失 / 大都市 |
Research Abstract |
途上国インドネシアの首都ジャカルタ市他5市の西ジャワのバンドン市、南スマトラのランポン市、ジャカルタ市郊外のベカシ-・タンゲラン・ボゴール市で、車による大気汚染を二酸化窒素、粒子状物質および鉛について測定した。それにもとづいて、人体影響についてランポン市、バンドン市およびジャカルタ首都圏の中学生およびその母親の集団合計約1万名を対象にアンケート調査(米国胸部学会肺疾患部門ATS-DLDおよび国際ぜんそく学会調査票を併せたものによる質問紙のインドネシア語版による)を実施した。調査内容は、せき、たん、ぜんめいの有症率、息切れとぜんそくの有症率、母親の職業、居宅の道路距離、喫煙者の有無、使用燃料、呼吸器症状のための休業、医療機関と買薬の費用などである。 二酸化窒素24時間平均濃度はジャカルタ市で30ppb代、バンドン市で20代、ランボン市で10代であった。粒子状物質はジャカルタ市100-200μg/m^3、鉛は沿道で2-3μg/m^3であった。風邪をひいていない時のせき、たんの有症率は30%代、たんのそれは10-22%ぜんめいのそれは4-8%であった。ジャカルタ市内地域別およびランポン、バンドン市など、大気汚染の程度と比例した有症率の増加が中学生および母親集団ともにみられた。呼吸器疾患による父母の医療費は平均1.4-2.6万ルピア、休業は3-4日であった。大気汚染による呼吸器疾患の費用の算定を前記の対象者群から抽出し、3つの市から合計300-500人について訓練した調査者と調査票にもとづいて面接調査をし、Contingent Valuationの手法で算定を試みた。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)