パーソナルコンピュータによる中期インド・アリアン古文献の解析
Project/Area Number |
08207121
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Sendai National College of Technology |
Principal Investigator |
逢坂 雄美 仙台電波工業高等専門学校, 教授 (30152036)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山崎 守一 仙台電波工業高等専門学校, 教授 (90200667)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | Uttarajjhaga / Vinaya-pitaha / Word Index / Reverse Word Index / Pale |
Research Abstract |
中期インド・アリアン語の古文献(仏教とジャイナ教等)は現代文明の重要な源流の一つでありながら,殆どの文献は死蔵された状態になっている。この言語の研究を飛躍的に進展させるためには,聖典の計算機解析が有効であると考えられている。 我々は前年度までにジャイナ教聖典の解析ツール(韻律解析,単語の正順索引・逆順索引と詩脚の正順索引・逆順索引作成,文法解析)を開発した。本年度は,我々は仏教文献をも解析出来るようにツールを拡張した。これらの研究を,パーリ聖典の計算機解析-成果と問題点-と言う題名で論文にまとめた。 ところで,これまで初期仏教文献の重要な原典テキストは,世界での仏教研究の中心的な機関の一つであるパーリ文献協会(PTS)より計画的に発行され、研究者に多大の便宜を供してきた。しかしながら、これらの原典テキストには語彙索引が殆ど付されていないのが現実であり、付されている場合でも不完全で誤りが多く、完全な語彙索引が研究者に切望されている。我々は、主に散文からなる膨大な『律蔵』(Vinaya-pitkaka:全5巻・総ページ数1,588)の索引作成に成功し,PTSより出版した。 また,ジャイナ教聖典の5つの重要な聖典のうち4冊(Dasaveyal:ya,Isibhasiyaim,Agaranga,Suyagadamga)について単語の正順索引と逆順索引を求め,出版した。 これらの研究は,中期インド・アリアン語の古文献の研究を進展させるものとして期待されている。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)